- 唎酒師を取得しようとしたきっかけは、どのようなことでしたか?
- 長野県の諏訪市という「酒の街」に生まれ、物心ついた頃から日常には日本酒が存在していました。
そんな中、飲食店で海外の方に日本酒についての説明を求められた際に「國酒」である日本酒について語ることができない自分に気付き、日本酒への造詣を深めたい、自信を持って魅力を伝えたい、と感じたのがきっかけです。 - 唎酒師取得以降、どのような変化がありましたか?
- 唎酒師の勉強を進める上で、日本酒の奥深さに大きな感銘を受け、製造方法、多岐にわたる味わいの違い、蔵元のこだわりなど、それらを学んだことでより興味がわき、日本酒に触れることに楽しみを感じるようになりました。
今は国内だけでなく、海外の方にもこんな風にわくわくする経験をしていただきたいと感じています。 - 唎酒師として大切にしていること
- 世界で最も醸造が難しいと言われている日本酒を、日本各地で堪能できるという、どんな場面にも合わせられる懐の深さと凛としたしなやかさは、日本人の心そのものだと感じます。
海外在住経験があったからこそより一層感じ客観的に気づくことができた、日本人の誇るべき繊細さ、品性、奥ゆかしさなどの素晴らしさを日本酒の魅力に乗せて伝えていきたいと思っています。